G29ユーザーのみなさん、ハンコンで走るレースゲームは楽しいですよね。
ここでは、私のG29で起きた不具合と我流の応急処置方法を記載しておきます。・・・が
全て自己責任で処置を行ってください。(恐らく内部を開けた時点で保障外になると思われ)
あと、確実に治るという保証は全くありません!!!
目次
症状:アクセルが全開にならない
私に起こった不具合は、アクセルをベタ踏みしても全開にならない現象。
踏みっぱなしにも関わらず、踏力が増えたり減ったりせわしなく反応し、安定しない。
が、主な症状です。
恐らく、接続不良
踏力が増えたり減ったり、動く様子からして何らかの端子が不具合を起こしていると予測。
先人達の修理履歴をみると、どうもボリュームと言われる部品の不具合かな?と目星をつけた。
作業前の準備物
六角ドライバー 2.5mm :2.5mm単体で売ってるかどうかわからないので、画像のようなセット品を探すしかないかも)
プラスドライバー:家庭にある通常の物で良いが、柄から先まで10cm~15cmぐらいあると安心。作業工程2で必要な長さを確認してください。
ラジオペンチ:先が細く、短い方が扱いやすい
綿棒:なるべく細い物が良い。(赤ちゃん用とか)
ダスタースプレー(任意):ペダル内部かなり埃やらゴミやら入り込んでいるのでスプレーで吹き飛ばし掃除してもよい。
接点復活スプレー:最重要アイテム。ホームセンターに置いてることが多い。家電量販店では売ってない。(Y●M●DA電気)
作業工程:1 ペダルを外す
目的のボリュームは内部にあるのでまずは中身まで辿り着きましょう。
ペダルは1つにつき六角ボルト2つで止められています。
なので、それを外します・・・が、注意してほしい。
回す時に舐める(ねじ山が潰れるともいう)と、破壊しない限り二度と開けることが出来ない
ので、しっかりと差し込んで空回りしないように力を入れながら回して下さい。
ちなみに、ペダルを外すと三か所穴が開いていますので、自分好みにペダルの位置を変更することも可能です。(微々たる変化ですが)
作業工程:2 裏側のネジを全て外す。
!!内部の配線は非常に細いものを使っているので扱い注意!!
これでもか!ってぐらいネジがありますので、外したネジは紛失しないようにし、
使ったネジの場所を間違えないように整理しておくこと。
ここでも、ネジ山を潰すと二度と開けることが出来ないのでしっかりと回す!
作業はハンコンを横にしてすると良い。
逆さまのままネジを外すと勢い良く開いてしまうので。(ネジ外していったらわかると思う。)
特に注意すべき点は、滑り止めの裏にもネジがあること。
準備物を用意する時に、ドライバーの長さで迷ったらここを見て確認して欲しい。
ここが一番深い位置にあるので、これさえ回ればドライバーの長さは何でもいい。
作業工程:3 内部清掃を行う。
内部はこのようになっています。
ABC。アクセル・ブレーキ・クラッチとなってます。
購入から約1年。開けた先には・・・埃が待っていた。
各ペダルのスプリング部分にもゴミが溜まってるのでこの際、掃除してメンテナンスしておきましょう。
ここでダスタースプレーを使ってもよいのですが、スプリング付近はグリスが塗ってあるので、直接吹付けない方が良いと思う。
作業工程:4 ボリュームの端子をメンテナンス
ここからが本番
!もう一度言います。完全自己責任で作業を行ってください。!
この、各ペダルの横についている銀の丸いパーツ。これがボリューム。
そして、そこから基盤に接続されている銀色のチョコレートの板みたいな部分が目標物の端子。
この端子から伸びてる配線は、細いので無理に引っ張らないように、切れたら終わり。
端子を観察すると、基盤に差し込んでるだけだったので、抜いて端子を外す。
外す前に必ず写真を撮っといてください!!!!復旧する時、元通りの位置に差し込まないと不具合の原因になって大変!!!
!!そしてここが最難関、絶対に無理にひっぱらない!!若干圧着されているので少し硬く感じるが、上下?左右?に少しずつ揺さぶりならがら引いていくといい。
一発目からアクセルでやるのが怖かったら、クラッチで練習してもいいかも。(私はシフター使ってないので最悪クラッチが死んでも大丈夫だったので練習しました)
外れたらこのようになります。
何度もいいますが、配線がクロスしてたりするので、元の位置を確実に覚えておくこと!!
作業工程:5 接点復活液を塗布
用意している綿棒に、復活液を塗布して先程抜いた銀色の部分のみ塗る。
雄側・雌側・裏表両方しっかり塗る。
めんどくせー!という人は直接吹きかけてもいいかもしれんが・・・・マジで自己責任でやってね・・・俺は知らんぞ・・・。
あと、この液体はプラスチックを溶かすのでパーツ周囲には注意すること(かなり大量にしないと溶けないと思うけど・・・。)
塗布を終えたら元の位置に差し直す。
作業工程:6 閉める前に動作確認
ハンコンを接続し、実際にゲームで動作を確認する。
改善されていれば、元の状態に戻していく。
症状が治ってなければ、そのまま少し置いてみてください。
復活液が馴染んでくると治るかもしれません。(私はこのパターンでした)
まとめ
終始言えることは、自己責任でお願いします・・・・マジで。
電気関係の人が見たら卒倒するような手法かもしれないし、絶対に正しいとも言えません。
たまたま、私は改善されたけど、他はどうだろう・・・っていうのが正直なところ。
メーカー保証もないし、販売店保証もなし、何も保障がねー!!買い替えるのも勿体ないから自分で試しにやってみるか!って人だけ参考にしてくれたらいいかな・・・。