【攻略レビュー】Book of Demons【2Dハクスラ】

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2020年5月21日

PlayStation4  Nintendo Switch  xbox one 各プラットフォームにてダウンロード販売中

【日本語化対応】

各価格は2900円(税込)

【発売前トレイラー】

本作は人気ゲーム【ディアブロ】を2D化したようなペーパーなビジュアルで作成されており、カードを使ったキャラの強化が一つの特徴となっている。

特徴的なゲームシステム

戦況に合わせてカードを駆使して戦う

この世界のスキルや消費アイテムはカードを手に入れないと一切使用出来ない。

入手方法はダンジョンに潜ってドロップ品を回収するしかない。

ゲームを開始する前にゲーム全体の難易度を決めることができ、1番難しい?ローグライクモード以外はダンジョンの特性に合わせてある程度プレイヤーが有利になるカードをドロップする仕様になっている。

なので、この手のゲームが初めてというプレイヤーも気楽に入り込む事が出来るだろう。

シンプルなカード強化システム

カードの強化には素材カードが必要になるが、種類が5種類しかなくそれらを組み合わせて強化していく。

強化は3段階行う事ができ、ダメージが増えたり、クールダウンが減ったり、特殊効果がついたりする。

種類が少なく理解しやすいが、ハードゲーマーにはちょっと薄味に感じるかもしれない。

移動出来る道は限定的

ディアブロ経験者ならばかなり違和感があると思う。

2Dマップを縦横無尽に移動すると思いきや、移動出来る場所は限られている。

多少迷路みたいな構造になっているので探索は若干面倒。

レベルと敵の体力関係

自分のレベルが上がれば当然素の攻撃力も上がる…のがRPGのお約束。

だが、このゲームは違う。

自分のレベルが上がると、敵の体力が減るのだ。

相対的に攻撃力は上がるが、大ダメージを与えて大量に体力を削る!ようなダイナミックな戦闘は起きにくい。

ちょっともっさりな操作感

キャラクターの移動速度は遅い。移動速度が上がるカードは存在するがカード使用に必要なマナが勿体ない。

使いたいカードの選択も、選択中ゲームの進行がスローになるので慌てなければ特に問題ないが、選ぶ度にスローになるので戦闘の面白味がちょっと減る。(スローしない選択の方法もあるが、敵がゴチャついてきたら結局スロー選択せざる得なくなる)

難易度選択

【カジュアルモード】

説明文の通り、回復が容易でかつカードの出現テーブルがプレイヤー有利になっている。

正にヌルヌルゲーである。このようなマイナーゲームを見つける者ならばまずセレクトしないだろう。

【ノーマル】

メインストーリーの難易度は高め、しかしカードテーブルはカジュアル同様プレイヤー寄り。

ダンジョン系が初めてのプレイヤーはこれで良いと思う。

しかしながら、他のゲームでローグライク(死んだらキャラ喪失、アイテム出現ランダム)系を嗜んでいるならば選ぶべきではない。

恐らく刺激が足りなく感じるだろう。

【ローグライク】

カジュアルに比べてかなりハードなセッティングになっている……が、そこまで大したことない。

抜群のスキルが必要とあるが全然そんなこともない。

カードテーブルに関しては完全にランダムとなっており、これでようやくデフォルトセッティングだ

回復の手段が限定されてる。とあるがダンジョン内の回復の泉ギミックはかなりの数が用意されており心配無用(多すぎなぐらい)

アミュレットは戦闘外では発動しない。これは体力やマナが自然回復するカードがあるのだが、回復出来るタイミングが戦闘中に限定されただけで全く問題にならない。(逆に非戦闘中に自然回復出来るノーマル以外難易度はヌルゲーだと思う。)

町での回復コストが高く設定されている。上記のようにローグライクモードでも多彩な回復手段があるのでコストに関して気にしなくて良い。

唯一注意すべき点は、蘇生出来るゴールドを確保せずにダンジョンに潜る事だ。

ローグライクモードでは、蘇生ゴールドが無ければそのままキャラクターは削除される。

つまり出発前にゴールドを使い果たしてしまうと急に緊張感が高まる。かと言って逆にゴールドを保持したまま潜るのもオススメしない。

序盤はゴールドが貯まりにくくカードも弱いので出来るだけ早く強化したい。

チンタラ保険をかけてダンジョンに潜っていたら敵の戦力に追いつかなくなってしまうからだ。そこのバランスはプレイヤーの腕次第だろう。

通常攻撃

近接職っぽいウォーリアーでも通常は遠方まで届く。

なので遠くにいる敵に近づく必要はない。

基本的にダメージ量は1である。上記で説明したようにレベルアップすると敵の体力が減るからだ。

プチ攻略

弓を持つガイコツに気をつけろ

ゲースタート直後は当然体力もなく、カードもない。

その状況で少ないダメージでも受けたくない所だ。

通常のガイコツは通常攻撃が遠距離なだけあってノーダメージで倒すのは容易だ。

しかし問題は弓ガイコツ。矢の合間を通常攻撃するのは結構面倒で、被弾も多い。

レベルアップ報酬はマナに全振り

レベルアップすると、体力とマナ、どちらかの最大値を1増やす事が出来る。

序盤は体力が少なく、ローグライクモードであれば蘇生ゴールドもない状態。体力を増やしたい衝動に駆られるがちょっと待って欲しい。

今後…割とすぐにカードが次々に手に入る。使用するにも装備するにもマナが必要になりすぐカツカツになる。

上手いこと体力回復系のカードを引く事が出来れば体力の上限はさほど問題ではなくなる。

それに上限を増やす方法はレベルアップ以外にボスキャラやツボ、棚と言ったギミックから拾う事も可能だ。しかも頻繁に。

なので今を凌ぐより、今後の投資!マナに全振りするのだ。

マナ表示の見方

個人的にちょっと分かりにくかったので共有します。

カードの種類に【アクティブ系】と【パッシブ系】がある。

アクティブ系は自分でカードを使用し、その場でマナを消費する。

アイスブラストならマナ消費1

パッシブ系は必要なマナを最大値から減らされるが、効果は常に発揮する。(例外もあり)

生命のお守りを装備するには5マナコストがかかる。

分かりにくかったのはその表示方法だ。

画面右下のマナの表示だが、今の青い部分がアクティブ系のカードで消費出来るマナ残量

画像の状態は 5(消費可)/5(最大値)となっている。

現在の状態からアイスブラストを5回打てるという事になる。

しかし、パッシブ系のカードを装備すると緑色の領域が増えアクティブ系で消費出来るマナ領域が減るのだ。

生命のお守りを装備するには5マナの装備コストがかかるので

0(消費可)/5(最大値)となり、アイスブラストを打つ余地はなくなる。

右下の鍵マークが今現在パッシブ系で消費中のコスト数となって確認出来る。

アクティブ系とパッシブ系、それぞれどれだけの分配で装備するかは悩ましく、楽しい。

カードの効果が切れた?

デッキのカードが傾いてないですか?

羊?牛?の突撃を受けるとデッキからカードがズレることがある。

この傾いた状態ではカードの効果が発揮しない。

なので、カードを選択して復帰させる必要があるので注意が必要だ

現在確認している進行バグ

第1層のボスを倒し街に戻って町娘に話しかけるとフリーズして進行出来ないバグが発生するのを確認した。(2020年5月26日)

現状のバージョンで先に進むには使用言語を日本語から英語に変えることで回避可能だ。

言語を英語にしてから町娘と会話し、その後再び日本語に戻す。

これによりバグを回避する事が出来る。

第2層のダンジョン内攻略中に同様の進行バグが確認出来たが、上記と同じ言語を変える方法で回避可能だ。

その他細かいバグはあるものの進行に支障ないのでそのうちアップデートで修正されるだろう。

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