新時代のスポーツテスト
2020年11月25日に日本eスポーツ連合監修のeスポーツテストがZONeにより開発された。
eスポーツと言うだけあってゲームプレイに対する基礎能力を測ることが出来るそうだ。
テストはスマホで行うので下のリンクから進んでみて欲しい。
JeSU公認 全国統一eスポーツテスト|デジタルパフォーマンスエナジー ZONe(ゾーン) (zone-energy.jp)
テスト内容はひと昔に流行った【脳を鍛えるトレーニング】をゲーム風にいじった感じで
私の成績は【平凡】でした。
一番のボリュームゾーンからちょーっとだけ上
このテストは何度でもチャレンジする事が可能であり、先程例えた脳トレに近いものである事と、テスト内容に慣れる為チャレンジすればする程良い結果になると思う。
私の場合リリース2日目にプレイしたのでこの順位だが、これからどんどん腕に自信のある者が受験をすれば自ずと私の順位も下がり悲しい現実が待っているだろう…。
真に測定される力とは
テストは3種類あり【HAND】【EYE】【BRAIN】とあり、全てチャレンジする事により成績表が作成される。
個人的に、説明で書かれている内容以外に測られていると思う能力を紹介する。
【HAND】先を見る力
このテストは自機を操作して障害物を避けながらどれだけ先に進めるかというテスト内容である。
この【先を見る力】は音ゲー(ビートマニア、ポップンミュージック、バンドリ)や、レース系(グランツーリスモ)、弾幕系(東方プロジェクト、斑鳩)などで必要とされる力だと私は思う。
【先を見る】とは自機(手元)ではなく障害物の出始め(先)を見て、そこに向かって自機を操作する事である。
野球のバッティングでも、自分の真横を凝視して飛んでくるボールにバットを当てられる人なんていませんよね?
必ずピッチャーの動作(先)を見て手元に飛んでくる位置を予測してバットを振ります。
実際に体を使って使うスポーツと必要な能力は意外と似ている。
【EYE】視野角の広さ
テストは多数の中から一つの違う単体を瞬時に見つけ出す内容となっている。
これは実際にサッカーのプロスポーツ選手も受けていたテストに似ている。
【ビショントレーニング】で検索すれば多数ヒットするはずだ。
トレーニングの詳しい解説は割愛するが、要は対象とその周囲を正しく認識できているか。
認識が出来ている事により正確に動作に移す事が可能のようだ。
私が思うにこのテストはFPS系のゲームの適正を測れると思う。
FPSをプレイした者なら感づくと思うが、敵(異変)は色々な場所から出てくる可能性があり、目の前に出てくることなんて稀である。
常に移動中は目の前だけではなく、画面全体を視認し周囲の警戒をする必要がある。
つまり一点を凝視しつつも周囲の状況も【何となく】把握する見方が必要になる。
このテストをよりハードな物にしようとしたら画面中央から出来るだけ目を離さずにこのテストを受けてみて欲しい。これにより更に視野角を鍛える事が出来ると思う。
【BRAIN】条件の処理能力
私はコレが1番成績が悪かった。
テストのコツは条件を自分の順番で処理していき答えを導き出すフローを確立することだと思うが
私はこの処理が遅いのなんの・・・。
このテスト成績が良い人は遊戯王とかカードゲームが強いと思う。
自分が求めている結果にたどり着く結果までの条件処理が非常に優れている。
まとめ
基本的には動体視力等が必要であり、実際に体全体を動かすスポーツと何ら違いはない。
eスポーツはスポーツじゃない!という人もいるが、目だけで言えばまさしくこれはスポーツである。
極端なことを言えば、動体視力が鍛えられたプロゲームプレイヤーならバッティングセンターの剛速球でもバントでバットに当てる事は出来るのではないだろうか(誰か証明してくれないか)
動体視力は一朝一夕で鍛えられるものでもないので、純粋に自分の力を確認する為に受験してみてはいかがだろうか・・・と30歳過ぎたおっさんが語るのでした。